iStudio 2|21 ロゴ

Extra

CSS スタイルシート雑技 No. 4

before、after はかなり便利

飾り文字を入れたいけれど、装飾で文書の意味を阻害するのは…という方には、要素の前後に付く before after 疑似要素を使うと良いかもしれません。

解説

ブラウザごとの実装にばらつきはあるものの、指定した要素の前、もしくは後に表示される before after を使うと、ちょっとした装飾を施す事が出来ます。

<style type="text/css">

h1:before{
 content: '*****';
}
h1:after{
 content: '*****';
}
 
</style>


<h1>見出し</h1>



content 内での改行は「 \A 」になります。( Mozilla 系のブラウザでは、 \A だけでなく、同時に white-space: pre; を指定する必要があります。)
content には文字(string)だけでなく、画像やサウンドファイル、また、要素で指定されるアトリビュート ── 例えば、 <img src="url" alt="代替えテキスト" > として、alt部分を指定する ── などが可能となります。

<style type="text/css">

img:after{
 content: '(' attr(alt) ')';
}
 
</style>


<img src="url" alt="代替えテキスト" >



ただし、 content で指定出来るものはブラウザごとの実装にばらつきがあるため、注意が必要です。